よくある質問
加入に関するQ&A
パート職員は退職共済に加入できますか。
パート職員の方でも労働時間が正規職員の2/3以上であれば加入できます。
加入するのに年齢制限はありますか。
加入日時点で満65歳以上の方は正規職員であっても加入できません。
採用日が月途中の場合、その月から加入できますか。
月途中の採用であっても、その月から加入できます。ただし、共済財団の掛金は月単位で管理していますので、月途中の加入でも掛金は1ヶ月分発生します。
理事長は退職共済に加入できますか。
理事長としては加入できませんが、施設長を兼務するなど施設の業務に常時従事し、給与が支給されている場合は加入できます。
加入や退職等の書類はいつまでに提出すればよいのですか。
事由が発生しましたら、翌月の10日までに提出してください。(7月1日加入では8月10日が締めきりになります。)
なお、提出が遅れる場合は、共済財団までご連絡ください。
他法人を退職した職員を採用しましたが、共済契約を継続できますか。
共済財団に加入していた職員が退職後に退職金を受け取らず、1ヶ月以内に再び当共済財団に加入している施設の職員となる場合、異動前後の共済契約者(施設)間で合意すれば共済契約を継続できます。
掛金に関するQ&A
本俸月額に管理職手当は含められますか。
本俸月額に含めることができるのは特殊業務手当のみです。(管理職手当、資格手当、調整手当等は含めることはできません。)
退職日が月末でなく月の途中ですが、掛金はいつまで納めますか。
退職月まで納めていただきます。
年度途中で昇給しましたが掛金は変更になりますか。
掛金は毎年4月分の本俸額が基準となりますので、その年の4月から翌年の3月までの間は変更できません。
育児休暇中ですが掛金の納入を中止することはできますか。
給料が支給されず「休職・育児休暇等届」を提出した場合、掛金の納入を中止できます。
ただし、中止の期間は退職金を計算する際の加入期間からのぞかれます。
育児休暇が終了し、月途中で復帰しました。掛金はどうなりますか?
復帰後、業務に従事した日が1日でもあればその月から掛金は発生します。
共済に加入している職員が65歳になりますが、手続きが必要ですか。
加入職員の方が満65歳になりましたら「被共済職員最高年齢者届」を提出してください。誕生月の翌月分から掛金(事業主、職員両方)の納付が不要となります。
退職手当金に関するQ&A
加入期間が1年以上の職員の退職手当金の計算方法を教えてください。
①退職した年度の掛金の基礎となった本俸額を別表1「共済掛金額表」に当てはめ掛金基準給与額を求めます。
②別表2「退職手当金支給率表」より加入期間に応じた支給率を求めます。
退職手当金 = ①掛金基準給与額 × ②支給率
※加入期間に端数月がでた場合、6ヶ月未満は切り捨て、6ヶ月以上は切り上げます。
※休職期間は加入期間から除きます。
≪計算例≫
例1 本棒額215,280円、加入期間10年5か月の加入職員の退職手当金
- 掛金基準給与額 216,000円
- 加入期間 10年
- 支給率 4.465
退職金の計算 216,000円 × 4,465 = 964,440円
例2 本棒額221,600円、加入期間11年8か月の加入職員の退職手当金
- 掛金基準給与額 222,000円
- 加入期間 12年
- 支給率 5.795
退職金の計算 222,000円 × 5.795 = 1,286,490円
例3 本棒額278,700円、加入期間20年6ヶ月、休職期間6ヶ月の
加入職員の退職手当金
- 掛金基準給与額 278,000円
- 加入期間 20年0ヶ月
- 支給率 11.780
退職金の計算 278,000円 × 11.780 = 3,274,840円
加入期間が1年未満で退職した職員の退職金は支給されますか。
加入から退職まで納入した職員掛金の合計額を返戻します。
退職手当金は直接退職者本人の口座に送金されますか。
退職手当金の支払者は雇用契約のある事業主となりますので、退職共済財団は、退職手当金を決定し、退職手当支払資金として施設会計口座に送金します。その時退職者本人にも「退職手当支払資金決定通知書」を送付いたします。
その後、事業主から本人の口座に送金されることになります。